2019年のKTTおじさん

振り返ってみると、僕の就活は大失敗だったと思う。

そもそも、行きたい会社なんてなかったし、やりたいことなんてなかった。

 

意外かも知れないけど、僕は人と真面目な話をするのがめっちゃ苦手。

辿々しくなるし、落ち着きがなくなってしまう。

 

目を合わせるのも苦手。

人の目を見ると心が読まれているみたいで嫌だった。

 

さて、そんな奴が面接を受けるとどうなるのか。

 

嘘をついている奴みたいになってしまう。

 

だから、路線を変えて砕けて話してみた。

そしたら、面接官にめっちゃ怒られた。

面接官どころか社会人に舐めてんの?と言われたのは初めてだった。

 

おかげで、佐山聡のシューティング合宿みたいな「舐めてんのか?」が聞けた。

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なら、泣き落とし路線で行こう。

「御社の製品で俺は事故から助かった」というアホみたいな詭弁で話してみた。

勿論、嘘。

嘘だから辻褄は会うわけなく、そもそもそんな商品は御社で製造していなかった。

 

地元の奴が同じ面接会場にいたわけだから、勿論、今もネタにされてる。

 

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最終的に40社くらい面接して内定は2つ。

今の会社とパンダがクマか分からん引っ越し会社。

まぁ今考えればどっちもどっちだったのかな。

 

今の会社は正直な話、10年以内に潰れても笑えない。

商社自体が不要な昨今、経営層と労働者の考え方が全く逆。

これ以上、難しいこと言うとPV数が減りそうなので割愛。

 

最初の感想は、あーやっちまったな。

今の感想は、行政書士の勉強頑張ろう。

 

正直、俺よりも頭が芳しくない方が多い。

3桁の足し算が暗算できなかったり、Excelが極端に使えない30代社員がいたりする。

正直ビビってる。お前主任やんけ、しかも社会人何年やっとるんだと。

 

だけど、僕はそんな人よりも仕事ができない。

何故かと言う他人と上手く真面目に話せないから。

 

最近、小さい頃は仮面ライダーになりたかったなーって思い出した。

他人に怒鳴られてばかりの仕事で俺は仮面ライダーから程遠くなったなーって思う。

 

そう思いながらも、今日も帰り道の高級車ディーラーのショーウィンドウを見ながら、買えもしない外車に思いを馳せている。